全国の佐々木さん 佐佐木源氏の氏神さまとして敬拝されている神社です。
神話の時代に「少彦名神」(すくなひこなのかみ)さまがササゲの豆の鞘(さや)に乗って海を渡って来た伝説から「ササキ神社」が
始まったと伝えられています。
古代の沙沙貴山君
ささきやまきみ)の祖神「大毘古神」おおひこ)きま「仁徳天皇」(おおささきのすめらみこと )(大鷦鷯尊)をまつり、源頼朝以降 源氏の佐佐木氏が近江国の守護職となり「宇多天皇」(うだのすめらみこと )「敦實親王」(あつみしんのう)をまつりました。
この四座五柱の神々を「佐佐木大明神」
(ささきだいみょうじんさ)と称し佐佐木源氏の氏神さまとして
現在に至っています。

 沙沙貴神社
4月第1土曜日午後3時〜8時・大字常楽寺〜沙沙貴神社大松明を作成する満壽(まんじゅう)24名が3月の日曜日
毎に大字常楽寺で作業を続け4月第1土曜日に横に寝かせた直径2m、長さ5mの大松明を.駕輿丁の若衆が綱を引く。
この間・進行・綱先・手桶振り2名・満壽6名の手桶踊り・などもある。夜には沙沙貴神社で奉火する。









沙沙貴まつりとして「少彦名神」

(すくなひこなのかみ)をお迎えした四月の「大松明(おおたいまつ)奉納神事」(写真@)

「神輿(みこし)三社の神事」と中世以降の武家祭妃を継承する 四月・五月・十月の「沙沙貴十二座神事」( 写真A)

・琵琶湖岸の葦(よし)で大きな輪を造り通りぬける「水無月大祓」(みなづきおおはらえ)
( 写真B)と全国の佐佐木源氏が

参集する「近江源氏祭」
(おうみげんじさい)
( 写真C)が 十月に斎行されます。
 




写真@ 大松明奉納神事


写真@ 大松明奉納神事


写真A 四月.五月.十月の「沙沙貴十二座神事


写真B水無月大袚


写真C 近江源氏祭


近年「本殿」以下立派な大型木造建築八棟
(写真D)の指定文化財に伴い境内全域の整備が整い、神々

(こうごう)しい 

鎮魂
(みたましずめ) 沙沙貴の杜(もり)近江百華苑(ひゃくかえん)として初詣の≪蝋梅≫(ろうばい)
( 写真E)≪まんさく≫

 ≪土佐みずき≫春の≪寒緋桜≫
(写真F)≪河津桜≫≪うこん桜≫群生する≪うらしま草≫(写真G) 

初夏の≪なんじゃもんじゃ≫
(写真H)など 二百余種の花木が四季折々に花が咲き、勝元宗益
(かつもとじょうえき)築庭の

「呑月
(どんげつ)の庭」(写真I)・中嶋登茂美 石の彫刻「千丈の庭」(写真J)・天然記念物「さざれ石の庭」(写真K)

恵方招福(えほうしょうふく)の「歳徳神」(としとくしん)のお社(写真L)など「花開萬国春」(はなひらきばんこくはる)

「風雅遊心」
(ふうがゆうしん)
の散策が楽めます。≪≫=花の名前


写真D 指定文化財 大型木造建築八棟


神々(ごうごう)しい鎮魂(みたましずめ)沙沙貴の杜(もり)近江百華苑(ひゃくかえん)
写真E 蝋梅


写真F 寒緋桜


写真G うらしま草


写真H なんじゃもんじゃ


写真I 呑月の庭


写真J 干支の庭


写真K さざれ石の庭

写真L 恵方招福の「歳徳神」のお社