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西の湖ヨシ灯り展実行委員会、葭留代表  竹田勝博
                                                                                                   ヨシキリ

                      滋賀県が平成 4 年にヨシ群落保全条例を施行したのをきっかけに、私はヨシに目を向けてもらお

                    うと思い、ボランティアのヨシ刈りを 15 年間続けました。しかしボランティアのヨシ刈りは、刈り取っ
                    たら終わりで、次につなげられるものがないのです。
                      これではいけないと思い、ヨシ刈りボランティアの仲間に呼びかけて相談をしたのです。ヨシを活
                    用することで商品開発につなげることが出来ないものかと考えたのです。ヨシを活用するアイディ

                    アが次の刈り取りにつながり、またアイディアをヒントに商品開発にも発展していきます。
                      こうして私が発起人となった「西の湖ヨシ灯り展」は平成 19 年に始まり今年で 15 回になりました
                    が、最初は何もわからないままで、雨や風でホットボンドの接着が弱く作品が壊れやすく、修理を
                    して並べておいたらこれは僕の作品ではないといわれたなど、作品を作った思いがそれぞれにあ

                    ることを強く思いました。
                      普通、学校ではヨシを勉強したり、触ったりすることはほとんどありませんが、ヨシ灯り展の作品
                    作りを通して小学生の時にヨシを触ったり勉強したりしたことで、環境にやさしい植物であり、大人
                    になった時ふとこんな使い方をしてはという、アイディアが出てくるかとも思っています。

                      今年の「ヨシ灯り展」はコロナの影響で、どうなることかと心配していましたが、第 15 回を無事に
                    終えることが出来ました。今年の場合、作品出展数は 380 点でしたが、出ていない作品を含めると
                    700 点ほどあります。それぞれみんなが、このヨシをどのように使ったらよいかと悩み考えながら、
                    周りの人に話したりしたことも考えると、おおよそ千人以上の人が関わり、考え関心を持ってもらっ

                    たと思います。普通では考えられないことですが、みんな真剣に考えて作品を作ってくれたことは
                    非常に嬉しく、感謝申し上げます。また家でも作品を見て子供の思いや考え方など、いろんな成長
                    が見られたのではないでしょうか。
                      ヨシは環境にやさしい植物ですが、毎年多くの人達がこのようにして見て、触って少しでも関心

                    を広げることによって、よりよく活用されると思っています。
                      年を重ねてきて作品が良くなってきていることも非常に嬉しいことです。また大型作品にも力が
                    入ってきていることも嬉しく、今後も続けられるようにご協力をお願い申し上げます。



























                                                                                                  (ヨシ紙入り)

                                                                                 西の湖のヨシ原(遠方に琵琶湖)

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